ソーシャルゲーム大手の米Zyngaは、現地時間2012年6月26日、Webサイトやモバイルアプリケーション
などさまざまなプラットフォームでユーザーがゲームを通じて交流できるようにするサービスネットワーク
「Zynga With Friends」を発表した。
同社は、米Facebookのサービス内や、米Appleの「iOS」、米Googleの「Android」端末向けアプリケーション
でゲームを提供している企業。2012年3月に自社ドメイン名のWebサイトで展開する独自のゲームプラット
フォーム「Zynga Platform」を開発し、サービスを開始していた。
新たなZynga With Friendsは、このゲームプラットフォームをもとにサービスを拡充するもので、Facebook、
ZyngaのWebサイト、iOS、Android端末のアプリケーションのすべてで、ゲーム、チャット、ゲーム進行など
を表示するLive Social Stream、マルチプレーヤー機能などを利用できるようにする。またZyngaは外部の
開発者にこれらの機能を利用してもらうため、API を公開するとしている。
さらにZyngaは、自社プラットフォームにゲームを提供するパートナー企業として、新たに米50 Cubes、米
Majesco Entertainment、米Portalarium の3社が加わったことも明らかにした。 同社のゲームコンテンツ
パートナープログラムにはコナミデジタルエンタテインメントなども参加しており、これでパートナー企業は
8社となった。
このほか同社は、「Ville」シリーズの新作ゲーム「The Ville」「ChefVille」、「With Friends」シリーズの iOS
向け ゲーム「Matching With Friends」も発表した。
Zyngaの事業をめぐっては「収益のほぼすべてをFacebookに依存しており、リスクが伴う」と指摘されて
いる。このことから同社は、自前のプラットフォームを拡大していく意向で、サードパーティーのゲームも
積極的に取り入れる方針を示している。
【2012年6月27日 ITpro】
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